ラブ・アクチュアリーーーーLove Actually

監督:リチャード・カーティス

出演:ヒュー・グラント、コリン・ファース、ビル・ナイ、リーアム・ニーソンなど

2003年公開のイギリスのコメディチックなハートワーミング系作品。公開当初から大変な人気を博し、登場人物のショットストーリーが平行して進行する作品のパイオニア的な存在となりました。

幾つもの人物の愛に纏わるストーリーを少しずつ見せてくれる、最終的に登場人物間の繋がりも徐々に明らかにされる。時期はクリスマスシーズン、街中がお祭りの温かい雰囲気に包まれる。イギリスに新たなユーモラスでチャーミングな首相(ヒュー・グラント)が就任、ドジで可愛い官邸のお手伝いさんナータリーに恋をしてしまう。一旦彼女を担当に外すが、最終的に彼女への思いを伝えるために庶民のドアを叩く。首相の姉カレン(エマ・トンプソン)とその夫(ハリー)、長年連れ添った夫婦が倦怠期、夫が会社の秘書に誘惑され、危うく浮気しそうになるが、自分の愚かさに目覚める。それを知るカレンは一人で涙を流し、見守る。カレンの友人のダニエル(リーアム・ニーソン)は最愛の妻を亡くし、悲しみの中で失意しているが、息子のサムの片思いを応援。ハリーの会社で働くOLのサラは長年同僚のカールに片思いをしているが、一歩を踏む出す勇気を持てない。クリスマスパーティーで二人はようやく結ばれようとするが、サラは病気の弟の電話をほうっておくことができなかった。ドラッグに溺れたかつてのロックスター(ビル・ナイ)、家族がいなく孤独で曲者、クリスマスに長年連れ添ったマネージャーへの感謝と愛を伝える。彼女に浮気をされた作家(コリン・ファース)、郊外のコテージに引きこもった時に出会ったお手伝いさんのポルトガル人女性に徐々に恋心を抱くが、言葉の壁もあり、お別れすることに。クリスマスにやはり彼女への思いを断ち切れず、ポルトガルを訪ね、彼女にプロポーズ。親友の結婚式で素敵な演出をしながらも、実は新婦(キーラ・ナイトレイ)に密かに恋心を抱き続け、クリスマスの夜に彼女に思いを伝えて諦めるマークの話。他にも映画撮影のスタンド役の男女二人が恋に落ちる、イギリスでモテない男がモテるためにアメリカに渡って、彼女ができるストーリーなど、コメディチックに織り込まれる。

イギリスを代表する大スター達が勢揃いで出演するお祭り騒ぎの本作、こういう作品として受け入れるべきものです。それも含めて楽しむようなエンターテイメント作品。ヒュー・グラントがイギリス首相役を担うことはもうコメディでしかない、そしてアメリカへの軽快なディスりもしっかり含まれる。どのストーリーも東洋文化であれば、「感謝」という感情にされると思うが、西洋文化ではそれは全て「愛」という表現になるようです。「ありがとう」という言葉は英語の場合、確かに軽いかもしれない、その上級も言い方(I appreciate…)は逆に親しさを感じさせない。家族間、友人間、恋人間の「愛」を描くことが本作の目的のようです。公開から14年間が経ち、改めて観ると、忘れたいろんな人への「感謝」を思い出せるかもしれない。

Love Actually is all around!


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